2008年02月08日

発送書類 from 特許庁

私の事務所では端末と特許庁を専用回線で結んでいます。専用回線を使って特許出願などの申請書類を提出し、特許庁からの書類を受け取るようにしています。一日に1回は特許庁からの発送書類の有無を確認しています。

特許庁からの発送書類がないと「発送書類はありません」のメッセージ、特許庁からの発送書類があると、発送書類の件数とともに、受取のメッセージが画面上に表示されます。特許査定(登録査定)か、拒絶理由通知か。それとも補正指令通知か。画面上で受取りの操作をして画面上で書類を受け取るまで分かりません。その間(十数秒間ですが)ドキドキします。

この気持ちは弁理士なら、特許事務所の担当者なら、みんな同じだと思います。今日の結果は登録査定が2件。メデタシ。さっそく出願人に連絡します。

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2007年11月14日

弁理士への相談や依頼のタイミング

弁理士への相談や依頼はいつどんなタイミングでしたらいいのでしょうか。

発明協会による相談会が鹿児島市、薩摩川内市、鹿屋市、霧島市などで定期的に開催されます。全て予約制。時間の余裕があれば、まずは発明協会の無料相談会を尋ねてみるのがよいでしょう。時間の余裕がなければ、特許事務所に直接電話を入れて相談の予約をしましょう。 発明品について特許を取りたい場合、販売開始後やネット上で公表した後にご相談や依頼に来られても手遅れとなります。すでに新規性を失い、特許を取ることはできません。

特許出願書類の作成には、それなりの時間が掛かります。したがって、明日発表だから今日中になんとか出願できませんかと相談されても難しい。余裕をもってご相談や依頼をして頂ければありがたいです。

期限間際のご相談も大変困難な場合があります。たとえば、特許庁への応答が明日までとか警告の回答期限が明日までとかのケースでご相談されると対応が非常に困難です。適切な対応ができるように少し余裕をもって相談して頂ければありがたいです。

posted by KH at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 知財の実務