2015年07月26日

ウエブ面接とは

7月24日(金)午後から福岡市の九州経産局の入る建物で行われたウェブ面接セミナーと特許室の意見交換会に参加しました。

セミナーで説明のあったウェブ面接とは特許庁審査官との面接をウェブ上でも行えるというもので、通信速度とか通信容量とかネット環境が近年格段によくなったので、ウェブ面接を申し込むことにより、カメラとマイクを装着して双方向通信で審査官と面接が行えるようになりました。実際のデモを拝見すると、やり取りが意外とスムーズにできるなという印象を持ちました。九州みたいな遠隔地だと特許庁とウェブ上で面接ができれば非常に便利ですね。ただし、互いにスムーズに意志疎通が図れるよう進行面などコツがあるようでした。それと審査官が地元まで出張していただける出張面接も是非活用したいなと思いました。ちなみに福井県では出張面接の実績がけっこうあるようです。

意見交換会後の九州支部10周年記念イベントの反省会では、帰りの新幹線の時間まで十分余裕がある積りでしたが、お店から新幹線の改札までの距離がとても遠く感じ、非常に焦りました。改札には10分前に着きましたが、もう少し余裕を持ちたいですね。
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2015年05月17日

面接〜特許庁へ

今月、特許庁で審査官と技術面接を行いました。面接は主に拒絶理由通知後に審査官に対し発明の技術内容を説明する、引用技術との違いを説明して発明の特許性を説明する、補正案を説明するなどの目的で行いますが、審査官が審査に有効だと認めれば応じてもらえます。ユーザーフレンドリーの立場から応じてもらえるケースが多い。

今回ほぼ同時期に同じクライアントの特許出願について同じ審査官から2件拒絶理由がきましたので、2件とも面接をお願いし応じてもらえました。1件目は補正案をもとに発明者を交えて特許性について審査官と議論を交わし、2件目は主に発明の技術説明に時間を費やしました。予定時間の2時間をほぼ目一杯使いましたが、2件目はあと1時間くらい議論する時間が欲しかった感じです。

面接終了後、鹿児島に戻り、応答書類の準備に取り掛かりました。
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2015年03月24日

平成26年特許法等改正

2月26日に鹿児島県民ホールで行われた平成26年特許法等改正に伴う商標審査基準説明会に参加しました。改正の主な内容は次の通り。平成27年4月1日に施行予定。
<特許法改正>
・優先権主張期間・審査請求期間の救済措置
 ・災害等やむを得ない事由が生じた場合、手続期間の延長認める。
 ・審査請求期間の救済による特許権の設定登録あると、審査請求無しによる公報発行後〜審査請求有による公報発行前の第三者実施に対し通常実施権を認める。
・特許異議申立制度の復活
 ・特許公報発行後6月間は何人も特許異議申立できる。6月経過後は利害関係人による無効審判のみ可。
<商標法改正>
・新しいタイプの商標の保護の追加
 ・色彩のみの商標、動きのある商標、音商標、ホログラム商標、位置商標。
・地域団体商標の登録主体の拡充
 ・商工会・商工会議所・NPO法人が登録主体となり得る。
<意匠法改正> ※平成27年5月13日施行予定
・意匠の国際出願
 ・複数国への意匠一括出願を可能とするジュネーブ改正協定加入へ向けた整備。
<弁理士法改正>
・弁理士の使命条項
 ・知的財産に関する専門家として、知的財産権の適正な保護及び利用の促進その他の知的財産に係る制度の適正な運用に寄与し、経済及び産業の発展に資する。

鹿児島県関連で気になる改正は特許法商標法です。それと弁理士法に使命条項が含まれた意義が我々には大きいんじゃないでしょうか。
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2014年01月09日

書留速達郵便

東京の特許事務所に送る書留速達郵便を鹿児島中央郵便局に差し出しました。
今日の午後に差し出せば着くのは明日の夜間になると思いきや(公式HP情報)窓口で尋ねると午前中には着くとのこと。年末に送ってきて10日までに返事をくれとはむちゃな話ですがこちらの誠意は果たせそうです。

sakurajima 001.JPG 
郵便局帰りに甲突川河畔から桜島がくっきり見えました。

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2013年08月28日

意見書の切り口

お盆前から懸案であった特許出願の意見書提出が終わりました。

今回の意見書は難産で、審査官の理屈をそのまま受け取れば、当業者にとって容易であるという結論にどうしても帰着するのですが、それでは弁理士としての職責を全うできないので、お盆前から10通りくらい?いろんな切り口で反論の筋道をああでもないこうでもないと考えてました(家の中でぶつぶつ呟いていたので家族は変な眼で見てましたが)。

出願人との打ち合わせであれこれ反論を一緒に考えていた時、これならいけるんじゃない?と言われた一言が突破口となり、その一言が今までいろんな切り口であれこれ組み立てていた反論とすんなり結びつき、あとは一気に意見書を書き上げることができました。

審査官の感触も得ることができたし、懸案の意見書の提出が済んでほっとしています(技術者の立場で出願人から知恵をお借りするのがいかに大切か改めて感じました)。

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2012年09月02日

特許庁〜審査官面接へ

特許出願のお客様に特許庁での面接を提案し、実際に特許庁まで同行頂いた案件について、この度特許査定を頂きました。審査官との技術面接では、補正案について最初の拒絶理由解消の感触は得られたものの、補正案について特許査定までの感触は得られず、再度の先行調査を行うとともに、あわせて実験成績証明書の提出が求められました。

実験成績証明書と意見書の提出に対し2度目の拒絶理由通知を受け取り、実験成績証明書に対する審査官の評価と、新たに引用された5つの先行文献を検証したところ、本願発明の進歩性を否定する審査官の論理付けには無理があると考えましたが、それでも再度の意見書による反駁で拒絶理由を解消できるとまでの確信は最後まで持てませんでした。

しかしながら、お客様の強い意志(本質的に従来技術と異なる)が自信の拠り所となり、結果として審査官を納得させられる意見書を提出できたのではと思います。特許査定はどれも嬉しいものですが、今回の特許査定は壁をいくつも乗り越えてのもので一層の達成感があります。お客様に報告したところ、今度祝杯をあげましょうと大変喜んで頂きました。

商品化にあたって特許技術をどのように活かすか、次のステップでもお手伝いさせていただければと思います。

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2012年07月01日

地域団体商標〜登録査定へ

地域団体商標は、地域名+商品名(サービス名)の組合せについて商標登録が受けられる商標です。周知性や出願人適格など一定の条件が必要です。代表例として夕張メロンや小田原蒲鉾などがあります。

代理している地域団体商標の出願について、待ち望んでいた登録査定通知が特許庁より届きました。商標の周知性を示す資料、商標の使用について適切に管理していることを示す資料など多くの資料を提出してきました。その間、お客様と二人三脚で取り組んできました。さっそく報告し喜んで頂きました。その日のうちに登録料の納付を済ませたのはいうまでもありません。

地域団体商標が付けられた食材は組合から全国に卸され、スーパー小売店の店頭に並べられます。地域ブランドから全国ブランドへ育ってくれればと思います。これまでと変わらずサポートさせていただきます。

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2012年06月04日

特許査定あれこれ

特許出願について新規性や進歩性など実体審査をクリアすれば特許査定を受け取ることができます。今回特許査定を3件受け取りました。

最初の1件目はいわゆる一発査定。一発査定は権利範囲が狭くなりがちなのであまり好ましくないと考えられています。しかし、拒絶理由が発せられると応答費用が生じることから必ずしも一発査定が悪いとは言えません。 2件目は特許請求の範囲の補正に重点を置いたもので、補正書を提出すれば拒絶理由をクリアできることが分かりましたので、どこまで補正するかで出願人と一緒に悩みました。

3件目は意見書に重点を置いたもので、出願人と技術的な反論を一緒に議論し、これなら大丈夫だろうという内容に意見書を落とし込みましたが、特許査定を受け取ったときは、ほっとしました。

いずれも2008年に特許出願したもの。別の拒絶理由通知の案件を現在複数抱えているため、これらも特許査定を受け取れるように頑張ろうと思います。

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2012年03月02日

特許印紙の購入

インターネット出願の下では、特許印紙を購入する機会はほとんどありません。が、PCT国際特許出願の場合、優先権証明願を書面(紙)で提出することになっており、1400円分の特許印紙を貼付する必要があります。最近、特許印紙の販売量が減ったためか、郵便局によっては、(昔は十分置いてあったのに)僅かしか置いていないところも出てきたようです。

PCT特許出願の手続に合せ、最寄の鹿児島中央郵便局に電話して1400円分の特許印紙の取り置きをお願いし、翌日、窓口にて受け取りました。郵便局の丁寧な対応に感謝です。

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2012年01月24日

商標の資料収集

商標の審査対応において、資料を収集することは重要です。周知性や使用事実を証明するための資料など。収集手段としてはインターネット情報・新聞記事・刊行物・店頭販売の写真・パンフレット等々。

懸案の商標案件について、資料を収集するために県立図書館へ行きました。

県立図書館ではいい資料を集めることができました。複写物を手続補足書の形でさっそく特許庁へ提出。いい結果がでることを期待します。

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