屋久島に森林鉄道が走っているというとびっくりするかも知れません。
屋久島の荒川登山口から安房森林鉄道の線路を小杉谷まで往復してみました。ここは縄文杉への登山ルートにもなっています。
荒川林道入口
荒川登山口に小さな車両基地があり、途中で線路が分岐する。左に曲がると鉄橋へ。
鉄橋をわたり、いよいよ森林の中へ。わくわくする。線路に沿って進むとすぐトンネルがあった。トンネルを抜けると森林鉄道の名のとおり森の中をえんえんと鉄路が続く。
しばらく歩くと景色が開ける。山側は花崗岩の一枚岩で、反対側は荒川が流れています。
約50分で小杉谷に到着。ここを過ぎると縄文杉へ向かうことができる。作業員の方たちを除けばオフシーズンのためかここまで一人しか出会わなかった。小杉谷は集落跡で、屋久島営林署の職員住宅や小学校中学校があり、多くの家族の暮らしがあった。トロッコに乗って下の安房まで買い物に出かけたといいます。そんな昔の暮らしに思いをはせながら再び線路を引き返しました。屋久島の森林鉄道は現在も作業用の車両が運行されています。
学校正門跡
2014年02月13日
2014 屋久島の森林鉄道
posted by KH at 21:51| Comment(323)
| 鉄道・乗り物
2012年08月27日
2012 肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道は東シナ海の美しい海岸線に沿って走る第三セクターの鉄道です。薩摩川内市と八代市の間を結んでいます。他の第三セクターと同様経営的には苦しいのですが、あの手この手で乗客を呼び込んでいます。
8月22日に出水市に出張する機会があったので、肥薩おれんじ鉄道を利用してみました。購入した切符は「JR・おれんじぐるりんきっぷ」。往復の片道をおれんじ鉄道、片道を新幹線で周遊できるきっぷです。鹿児島中央−出水間の往復料金が4000円。お得。鹿児島中央駅から九州新幹線つばめに乗車しました。つばめに乗るのは久しぶりです。
鹿児島中央駅/九州新幹線つばめ
鹿児島中央駅から約10分で薩摩川内駅に到着。すぐに新幹線ホームから在来線ホームに移動し、おれんじ鉄道のりばまで向かいます。乗換時間約13分と短い。
肥薩おれんじ鉄道のりば/1両編成の八代行き普通列車が待機中。
乗客は私を含め10名くらい。出発してから鹿児島中央駅で買っておいたお昼用の駅弁を広げました。隣のシートが女子学生の組だったので少し恥ずかしい。しばらく走ると東シナ海の美しい景色が車窓に広がります。写真はJR九州の駅弁ランキングでも常に上位の人気駅弁です。
出水・松栄軒のえびめし
東シナ海/遠くに甑島が見える
川内駅から阿久根、野田郷駅などを経て約1時間で出水駅に到着しました。鹿児島中央駅から乗換時間を入れても1時間半で出水に着きますから、不便さは余り感じません。午後からじっくり時間をかけて指導できました。帰りは出水駅から九州新幹線であっという間に鹿児島中央駅まで戻りました。
8月22日に出水市に出張する機会があったので、肥薩おれんじ鉄道を利用してみました。購入した切符は「JR・おれんじぐるりんきっぷ」。往復の片道をおれんじ鉄道、片道を新幹線で周遊できるきっぷです。鹿児島中央−出水間の往復料金が4000円。お得。鹿児島中央駅から九州新幹線つばめに乗車しました。つばめに乗るのは久しぶりです。
鹿児島中央駅/九州新幹線つばめ
鹿児島中央駅から約10分で薩摩川内駅に到着。すぐに新幹線ホームから在来線ホームに移動し、おれんじ鉄道のりばまで向かいます。乗換時間約13分と短い。
肥薩おれんじ鉄道のりば/1両編成の八代行き普通列車が待機中。
乗客は私を含め10名くらい。出発してから鹿児島中央駅で買っておいたお昼用の駅弁を広げました。隣のシートが女子学生の組だったので少し恥ずかしい。しばらく走ると東シナ海の美しい景色が車窓に広がります。写真はJR九州の駅弁ランキングでも常に上位の人気駅弁です。
出水・松栄軒のえびめし
東シナ海/遠くに甑島が見える
川内駅から阿久根、野田郷駅などを経て約1時間で出水駅に到着しました。鹿児島中央駅から乗換時間を入れても1時間半で出水に着きますから、不便さは余り感じません。午後からじっくり時間をかけて指導できました。帰りは出水駅から九州新幹線であっという間に鹿児島中央駅まで戻りました。
posted by KH at 18:46| Comment(308)
| 鉄道・乗り物
2012年08月11日
2012 肥薩線一周ぐるりんきっぷの旅
JR九州はさまざまな観光きっぷを販売しています。出発駅から南九州をぐるっと一周できるのが肥薩線一周ぐるりんきっぷ。肥薩線はもともと熊本県側から鹿児島県側へ向かう鹿児島本線の一部であり、当時の駅舎、橋梁、山越えのトンネルなど多くの鉄道遺産が残ることで知られます。大畑駅のループ線と2つのスイッチバック、日本三大車窓など見どころが多く観光資源としても優れています。現在観光列車「はやとの風」と「いさぶろう・しんぺい」号が走っています。
鹿児島中央駅−停車中の「はやとの風」
鹿児島中央駅から黒い車体の観光列車「はやとの風」に乗車。隼人駅でかれい川弁当を受け取りました。開業当時の駅舎の残る嘉例川駅や大隅横川駅に停車します。
「はやとの風」は吉松駅で「しんぺい」号に乗り換えます。吉松駅から次第に山線に入ります。
真幸駅−「幸せの鐘」
大畑(おこば)駅
矢岳の山越えのあと半径300mのループ線とスイッチバックにより大畑駅に到着。両方残るのは現役で全国唯一。大畑駅はスイッチバックのためにできた駅で周りに人家はありません。駅舎にたくさんの名刺が貼ってある。
人吉駅−SL「人吉」号
しばらくゆるやかに下って人吉駅に到着。ここでSL「人吉」号に乗り換える。球磨川に沿って八代に向う。
球磨川−第二橋梁
球磨川にかかる橋梁を渡る。これも明治時代の鉄道遺産。対岸や川でラフティング中の親子がSLに向けて手をふってくれます。
坂本駅
坂本駅で停車。八代を過ぎ新八代駅で下車。SL「人吉」号は熊本駅に向けて出発。新八代駅から九州新幹線に乗り換えて鹿児島中央駅まで戻ります。
鹿児島中央駅−停車中の「はやとの風」
鹿児島中央駅から黒い車体の観光列車「はやとの風」に乗車。隼人駅でかれい川弁当を受け取りました。開業当時の駅舎の残る嘉例川駅や大隅横川駅に停車します。
「はやとの風」は吉松駅で「しんぺい」号に乗り換えます。吉松駅から次第に山線に入ります。
真幸駅−「幸せの鐘」
大畑(おこば)駅
矢岳の山越えのあと半径300mのループ線とスイッチバックにより大畑駅に到着。両方残るのは現役で全国唯一。大畑駅はスイッチバックのためにできた駅で周りに人家はありません。駅舎にたくさんの名刺が貼ってある。
人吉駅−SL「人吉」号
しばらくゆるやかに下って人吉駅に到着。ここでSL「人吉」号に乗り換える。球磨川に沿って八代に向う。
球磨川−第二橋梁
球磨川にかかる橋梁を渡る。これも明治時代の鉄道遺産。対岸や川でラフティング中の親子がSLに向けて手をふってくれます。
坂本駅
坂本駅で停車。八代を過ぎ新八代駅で下車。SL「人吉」号は熊本駅に向けて出発。新八代駅から九州新幹線に乗り換えて鹿児島中央駅まで戻ります。
posted by KH at 12:27| Comment(0)
| 鉄道・乗り物
2012年05月17日
2012 ANA「翼の王国」
ANAの機内誌「翼の王国」は旅の写真やエピソードが満載で、東京出張の際は機内で読むのを毎回楽しみにしています。
なかでも面白いのは、吉田修一さんの「空の冒険」と、「おべんとうの時間」。「空の冒険」は吉田さんの旅の珍道中のエピソードもそうですが文章が生き生きしていて面白い。こんな文章を明細書に使ってみたら面白いなと思う(昔、犬伏さんといって、格調高い古文調の明細書を書く人がいた。)「おべんとうの時間」はいろんな職場(営林署だったり、ホテルマンだったり・・・)で働く人たちの手作り弁当をその人物と一緒にエピソードを交えながら写真で紹介するエッセーで、読んでいてほほえましくなる。
写真はときどき職場に持参する2段重ねの私のお弁当。中学生の子供が毎日お弁当を学校に持参するので、ついでに私の分もときどき作ってもらってます。美味しそうに見えるでしょうか。
2012年01月30日
2012 B747 in 羽田空港
東京出張の帰り、羽田空港の駐機場で鹿児島行きB737の隣りにANAのB747が駐機していました。B737に乗り込み後、座席窓から近くからB747の機体をみると実に巨大です。
主翼下の巨大なエンジン(燃費悪そう)といい、機体を支えるタイヤの数の多さといい、2階席もある機体の高さといい、実にでかい!B747に最後に乗ったのは10年前。JAL国際線で欧州に出かけたとき。席は確か2階でした。JALのB747は既に退役し国内線で残るはANAのB747−400Dのみ。機会があればもう一度B747に乗ってみたいですね。