2020年1月11日、新国立競技場で全国大学ラグビー選手権の決勝がありました。
新国立競技場は東京オリンピックの開会式会場となる場所。決勝で対戦するのは2連覇を狙う明治と11年ぶりの優勝を目指す早稲田。伝統の一戦に5万を超える観衆を集めました。
決勝戦の予想は明治優位も、前半を終わって31−0という早稲田の大量リード。後半に入ると明治が反撃に転じ、残り10分で10点差まで追い上げ、ひょっとすると逆転するかもというところまでいきましたが、45−35で早稲田が逃げ切る。早稲田の冷静な試合運びが光った決勝戦でした。
気になったのはスタンド正面の1階席エリア。大観衆のなかでそこだけ空席だらけ。関係者のエリアのようでしたが、1階席まで観衆で埋めれば映像的にもよかったかなと思います。選手紹介のアナウンスも学生が務めればよかったかな。大学ラグビーはプロリーグと違ったアマチェアスポーツらしい魅力があります。ラグビーシーズンはながい。来年の大学選手権はどこが決勝に上がるのか楽しみです。