2012年03月28日

緊急出願受任します

当所では発表予定が迫っているなど緊急性の高い特許出願もお引き受けしています。平成23年特許法改正により、新規性喪失の例外の適用範囲が拡大し、平成24年4月1日から展示会発表や販売等で新規性を喪失した場合であっても、例外適用を受けた特許出願が可能となりました。一見すると非常によい制度のようですが、発明品をみて他社がヒントを得て先に出願してしまう危険もはらむことから、発表前に出願しておくのがベターです。

当所のお客様が製品の発表を控えていることから、急遽特許出願を進めることになり、本日特許出願を終えました。図面の手配やらでバタバタしましたが。お客様は昨日から仕事で海外に出発され、後はメールでのやりとりで出願の内容をつめました。夜はこれから特許明細書の英訳文チェックを終えてから就寝します。できるでしょうか。

2011年07月29日

H23審査請求料の改定

特許出願の出願審査請求料が引き下げられることになりました。施行日は平成23年8月1日。したがって、平成23年8月1日以降の審査請求手続きについて新料金が適用されます。通常の特許出願で約5万円の料金引下げとなります。

                (特許庁HPより抜粋)

2011年07月21日

2011 直木賞「下町ロケット」

下町の中小企業がロケットのある部品で特許を取得し、日本を代表する大企業と対峙する。先日直木賞を受賞した池井戸潤氏の小説ですが、特許紛争を題材とした小説はめずらしい。しかも、大企業どうしではなく、下町の町工場と大企業の間での特許紛争。

連続ドラマが放映されるようです。WOWOWで。連続ドラマ「下町ロケット」。特許の成立までに、弁理士が大きく関与したと思うのですが、ドラマのストーリー展開上、弁理士は多分出てこないんでしょうね。面白そうなドラマです。ただ、WOWOWに加入してませんので、残念ながら見る機会はなさそうです。とりあえず原作を買って読みたいと思います。

2011年07月06日

サービス上のアイデアの保護

サービス上のアイデアはどんな方法で保護できるでしょうか。

技術的側面があれば特許、実用上の工夫があれば実用新案登録、パッケージに反映されていれば意匠登録、アイデアがネーミングにも込められていれば商標登録が可能です。ビジネスモデル発明に該当すればビジネスモデル特許を取得できるかも知れません。

午後から南九州市の川辺町商工会を訪れました。会員企業さんが近く展開する新商品サービスに関するご相談で、サービスに独自のアイデアがあり、これをどうやって保護できるか悩んでおられるということでした。上記以外にも、表現として捉えれば著作権、販売日から3年であれば不正競争防止法による保護もあるなあと、あれこれ頭を悩ませ、いろいろお話を進めさせていただいた結果、まずは意匠登録の方向で進めることになりました。

2011年07月02日

製品開発と特許調査

製品開発に特許調査が欠かせません。

例えば既存のプリンタ市場に新規参入する場合、キャノンやエプソン、リコーやブラザーなどの特許がひしめいていると容易に想像できます。利益率の高いインクカートリッジ市場に参入しようとしてもやはりキャノンやエプソンなどの特許が障害にならないだろうかと心配になります。

昨日、県内メーカーの社長さんが事務所に新規事業について相談にみえました。どんな点に注意すればよいかという相談です。参入分野の特許調査をすれば、競合他社がどんな特許を持っているか知ることができます。特許を回避した設計ができますし、自社の独自技術やアイデアが特許になるかを予め調べることができます。特許を取得できれば強みになりますよね。強い特許なら類似品を排除するだけでなく先行特許とのクロスライセンス交渉にも使えます。

新製品に導入するアイデアや技術が生まれたら特許出願することを忘れないようにしたいですね