鹿屋体育大学の知的財産セミナーに参加しました。少し早めに到着。講師は日清食品ホールディングスの加藤正樹氏。日本が生んだ世界的発明であるインスタントラーメンの発展と係争の歴史について講話がありました。漫才のような語り口のお話は講義中常に笑いっぱなしでした。チキンラーメンがヒットすると国内に模倣品・粗悪品がたくさん市場に出回り、対策に苦労されたそうです。当時の日本はまだ知的財産がなかなか尊重されない時代だったんですね。業界をまとめマーケットを大きく育てるのに特許が重要な役割を果たしたようです。特許を取ること、権利を持つことが大事だというお話は当事者ならではの説得力があり、聴衆のみなさん聞き入っておられました。
セミナー開始前/参加者全員にお土産をいただきました
2012年11月30日
2012 日清食品の特許戦略
posted by KH at 08:22| Comment(0)
| 特許・実用・意匠
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