なかでも面白いのは、吉田修一さんの「空の冒険」と、「おべんとうの時間」。「空の冒険」は吉田さんの旅の珍道中のエピソードもそうですが文章が生き生きしていて面白い。こんな文章を明細書に使ってみたら面白いなと思う(昔、犬伏さんといって、格調高い古文調の明細書を書く人がいた。)「おべんとうの時間」はいろんな職場(営林署だったり、ホテルマンだったり・・・)で働く人たちの手作り弁当をその人物と一緒にエピソードを交えながら写真で紹介するエッセーで、読んでいてほほえましくなる。
写真はときどき職場に持参する2段重ねの私のお弁当。中学生の子供が毎日お弁当を学校に持参するので、ついでに私の分もときどき作ってもらってます。美味しそうに見えるでしょうか。