例えば既存のプリンタ市場に新規参入する場合、キャノンやエプソン、リコーやブラザーなどの特許がひしめいていると容易に想像できます。利益率の高いインクカートリッジ市場に参入しようとしてもやはりキャノンやエプソンなどの特許が障害にならないだろうかと心配になります。
昨日、県内メーカーの社長さんが事務所に新規事業について相談にみえました。どんな点に注意すればよいかという相談です。参入分野の特許調査をすれば、競合他社がどんな特許を持っているか知ることができます。特許を回避した設計ができますし、自社の独自技術やアイデアが特許になるかを予め調べることができます。特許を取得できれば強みになりますよね。強い特許なら類似品を排除するだけでなく先行特許とのクロスライセンス交渉にも使えます。
新製品に導入するアイデアや技術が生まれたら特許出願することを忘れないようにしたいですね