あの杉並区立和田中学元校長の藤原和博氏が提唱された「よのなか科」を参考に、いろんな専門職業の方が、仕事内容や関係する社会問題を生徒の目線で話をし、教科書では分からない「よのなか」を生徒に理解してもらうというPTA主催の講座です。
第1回がMBC気象予報士の亀田晃一さん、第2回が弁護士の上山幸正さん、第3回がフリーアナウンサーの中村朋美さん、第4回が藤原和博さん、第5回が南日本新聞記者の上仮屋美佳さん、みなさん話のプロばかりです。その後が私でいいのかなと不安になりつつもお引き受けしました。
「暮らしの中にあるアイデアや商品を守る権利!」〜知的財産権ってなんだろう〜というタイトルで、実際の偽ドラえもんグッズやアニメの海賊版をスライドに映してどちらが本物かクイズを出したり、権利をみんなで守ることの大切さなどをお話させて頂きました。受講生は約100名。

大学生相手とはまた違い、中学生相手に分かりやすくお話するのは実に大変だなと感じました。毎日子供達に授業を教えている中学の先生方には脱帽です。

私の所属する日本弁理士会でも、子供のときから知的財産に親しんでもらおうと、知的財産教育を積極的に支援する活動を行っています。呼んでいただいたPTA会長さんと、校長先生を始め、学校関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
