最初の靴屋さんでそれらしきサンダルを見ると価格がどれも1000円前後。ところが、娘いわく「それじゃなく本物がいい」(CROCS社製を指すらしい)というので、靴屋さんに聞いてみるとここには置いてないという。親切にも、置いてある場所を教えてもらい、アミュプラザへ足を運びました。
2階の中央で、なんというか店頭販売みたいな形で売ってました。さまざまな色のサンダルが置いてあります。値段を見ると3990円。最初の靴屋さんに置いていた他社製のものとずいぶん値段に開きがあります。どこが違うんだろうと一瞬考えてしまいました。
この手のサンダルのブームに火を付けたのがCROCS社であること、CROCS社製品であることが分かるようにストラップにワニのロゴマークを付けて他社品との違いが一目で分かるようにしていること(これが購入者には意外と重要)、健康と機能性を訴求する広告が上手いことなどかなあと、あれこれ後から考えました。
購入者に満足感を与えるために、さまざまな仕掛けをし、他社品と差別化を図る。値段を高めに設定するのも差別化戦略の一つ。考えてみれば、これらは従来からの商品差別化戦略のセオリーであります。
靴底を見るとメイド・イン・チャイナの刻印。原価は500円もいかないだろうなと思いつつ、購入したモデルは「mary jane」。