2008年04月21日

2008 大河ドラマ「篤姫」の感想

昨夜の大河ドラマ「篤姫」は面白かった。

鹿児島で一人腐り、お近相手に愚痴る尚五郎。愚痴る尚五郎を諌める、お近。江戸で斉昭に論戦を挑む篤姫。篤姫の態度にはらはらする斉彬。態度をわきまえぬ篤姫に激怒する斉昭。最後はその態度を快しとする斉昭(江守徹はすごいなあ)。

最後はメデタシですが、そこで終わらないのが今年の大河ドラマのいいところ。ジーンとさせてくれる伏線が用意されています。

江戸の将軍家から斉彬に嫁いだ英姫。斉彬とはすれ違いの日々。最初は御台所になれるはずもないと篤姫を冷遇したが、篤姫のために、斉昭編著の大日本史を密かに用意する。これもみな藩(=藩主斉彬)の一大事のため。妻の女心に気づかぬ斉彬(高橋秀樹もすごいなあ)。

私の尊敬する弁護士の先生は、宮尾登美子原作とまるで違うので、ドラマは決して見ていないと、のたまいました。(でも、たぶんこっそり見ているではなかろうか。)

来週も「篤姫」から目が離せません。ドラマで一つだけ物足りなかったのは、西郷吉之助が斉彬に重用される背景が判りづらいこと。ドラマでエピソード一つでもあったらよかったのですが

posted by KH at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・文化
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