2007年11月17日

意匠登録の意義

デザインを保護する法律として意匠法があります。

デザインは著作権法でも保護されますが、工業品、量産品の場合、美術工芸品にあたるかという高いハードルが課されます。美術=芸術ですから、保護のハードルが高いことが理解できます。

意匠法で保護されるデザインの例としては、自動車、携帯電話、カメラ、時計などのインダストリアルデザイン(工業デザイン)、テキスタイルデザイン、ファッションデザイン、ジュエリーデザイン、ポスターなどがあります。これらはすべてそれぞれの物品に表われたデザインです。

ちなみに、建物の建築デザインは意匠法で保護されません。建物(=不動産)は物品(=量産可能な動産)でないとされるからです。専ら建築著作物として著作権法で保護されます。

※意匠法上の意匠は「物品(物品の部分を含む)の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるもの」と定義されています(意匠法第2条1項)。物品には完成品だけでなく部品も含まれます。例えば 自転車用ペダル。それから物品の部分に係るデザインも部分意匠として保護されます。例えば自動車のフロントデザインなどです。

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