正月に親と墓参りに出かけたら、観光列車「たまて箱」がやってきたので思わずカメラに収めることができました。
「たまて箱」は九州新幹線の開業効果を地方に波及させるためにJR九州が企画した観光列車で、鹿児島中央駅から指宿温泉で有名な指宿駅まで一日3便が往復しています。駅に到着すると温泉をイメージさせるミストがドアの上から噴射されるようになっているそうです。こういう仕掛けは話題性ありますよね。
ところで、昨年12月にJR九州から発表された減便(管内の新幹線・在来線あわせて117便の減便)の方針は各方面に波紋を呼びましたが、私もショックを受けたというか、JR九州もいよいよ減便に手を付けるようになったかと感じました。
これはJR九州だけの問題ではなく、観光列車を残しつつ、沿線自治体を含め、交通体系の利活用や利便性をこれからどう維持していくか、全体で考える問題だと思います。たとえは駅に着いてからその先のアクセスが今より良ければもっと鉄道が使いやすくなって乗車率の向上につながると思うんですよね。