奄美大島の龍郷町に出張しました。
龍郷町は泥染の発祥地。大島紬の工房を見学しました。
大島紬は真っ白い絹糸を地元のテーチ木のチップを煮詰めた釜の中で染色したものを鉄分を多く含む泥田で泥染することで、鉄分とテーチ木に含まれるタンニンが化学反応して独特の黒褐色の色に染め上がります。
「ショチョガマ」「平瀬マンサイ」で有名な秋名集落に連れて行ってもらいました。どちらも国の特別無形民俗文化財。龍郷町の秋名集落は平地の少ない奄美大島にあって田圃が広がるのどかな集落です。



田中一村美術館。奄美にきたら一度は訪れましょう。絵心のない私でも一村の絵から奄美の魅力を十分に感じることができます。先駆者ってどの分野でも素晴らしいですね。
